金融事故情報(異動情報)とは?
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金融事故情報(異動情報)とは?
個人信用機関に登録されている個人の与信にネガティブな影響を与える情報のこと。(いわゆる金融ブラック情報。)
長期延滞や強制解約、代位弁済、任意整理、自己破産などの事実が発生した時に異動情報として信用機関に登録される。
主な移動情報の種類は以下の通り。
延滞
主に2か月以上の長期滞納や2か月未満でも繰り返し滞納したような場合に登録される。
代位弁済
保証会社等が借入を行った本人に代わって金融機関等に借入金を返済した場合に登録される。
強制解約
契約違反などにより、契約を強制的に解除された場合に登録される。
任意整理
法的手続きではなく、私的な交渉により借金の減額や返済スケジュールの変更などを行った際に登録される。通常、任意整理は弁護士や司法書士を通して交渉を申入れることが多い。
自己破産・個人再生
裁判所にて自己破産や個人再生をした際に登録される。
事故情報の登録期間は?
異動情報が登録されてから抹消されるまでの期間は、異動情報の種類や個人信用機関によって取り扱いが異なる。
株式会社シー・アイ・シー(CIC)の場合
延滞:延滞解消から5年
代位弁済(保証履行):5年
自己破産:5年
株式会社日本信用情報機構(JICC)の場合
延滞:延滞解消から1年
任意整理:5年
代位弁済(保証履行):5年
自己破産・個人再生:5年
強制解約:5年
全国銀行個人信用情報センターの場合
延滞:延滞解消から5年
代位弁済(保証履行):5年
自己破産・個人再生:10年
重要な異動情報は共有されている
一部の重要な異動情報(契約情報や支払い状況、延滞情報など)についてはCRIN(クリン)やFINE(ファイン)といった相互交流ネットワークで情報を共有している。