同じようなカードをたくさん持つよりも、「そろそろステータスのあるカードを持ちたい」と考えている人もいるでしょう。
そのような人におすすめしたいのが、ダイナースクラブカードです。
ダイナースクラブカードは、ほかのカードとは違う特別なカードといわれています。
そこで、ダイナースクラブカードだけのさまざまなベネフィットや付帯サービス、特徴などを詳しく解説します。
最初に、おすすめのダイナースクラブカードを紹介します!
バナー | 特徴 | 公式ページ |
---|---|---|
ダイナースクラブカード | ||
![]() |
| |
ダイナースクラブビジネスカード | ||
![]() |
| |
ANAダイナースクラブカード | ||
![]() |
|
目次
ダイナースクラブカードはステータスカード
ダイナースクラブカードは日本初のクレジットカードであり、アメリカン・エキスプレス・カードと並び、持っているだけでステータスになるカードです。
即日発行されることもある他のカードに比較すると、審査は非常に厳しく発行されるまでに時間も要するカードです。
ステータスが高いだけあり、年会費もほかのカードより高額に感じられるかもしれません。
![]() | |
年会費 | 24,200円(税込) |
---|---|
家族会員:5,500円(税込) | |
申し込み資格 | 満27歳以上 |
利用可能枠 | 一律の制限なし ※利用状況や支払い実績などによって個別に設定 |
支払い方法 |
|
旅行保険 |
|
その他付帯保険 | ショッピング・リカバリー:年間限度額500万円まで補償 |
空港サービス | 世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料利用 |
ダイナースクラブカードは信頼度の高いプロパーカード
クレジットカードには、「提携カード」と「プロパーカード」があります。
国際ブランドが発行する独自のカードです。
実は、世界中でプロパーカードを発行しているブランドは「アメリカン・エキスプレス」「JCB」「ダイナースクラブカード」の3つのみになります。
「プロパーカード」は「提携カード」と違って、カードに提携会社の名前やロゴが入ることがなく、ブランド独自のデザインです。
従って、カードを見ればすぐに「プロパーカード」であることがわかります。
審査についても「提携カード」の審査は発行している会社がおこないますが、「プロパーカード」は国際ブランド自体がおこなうのが特徴です。
ブランドによる審査は発行会社に比べて厳しく、これが「プロパーカード」がステータスになるといわれる理由になります。
サービスやエンターテイメントが充実したT&Eカード
ダイナースクラブカードは、世界的なT&Eカードとしても知られています。
Travel & Entertainment(トラベル&エンターテイメント)の略です。
ユーザーに人生を楽しむための上質なサービスを提供することで、カードのブランド価値をより高めています。
ダイナースクラブカードのT&Eサービスは、以下の特典が利用できます。
- 航空券をはじめとする交通チケットの手配
- 手荷物宅配サービス
- 国内外1,000カ所以上の空港ラウンジを無料利用可能
旅先でのホスピタリティも充実しています。
特に、ハワイでは人気ホテルやコンドミニアムが優待価格になり、ラウンジではソフトドリンクサービスや、ロッカー、インターネットなどの利用ができるうえに、トロリーの1日乗車券ももらえます。
ほかにも、T&Eサービスはレストランや現地オプショナルツアーの手配、劇場やゴルフコースの優待価格など、さまざまな特典が豊富です。
いずれもインターネットまたは電話で申し込みができるうえに、個別の相談にも応じてもらえます。
ダイナースクラブのポイントプログラム
ダイナースリワードポイント
ダイナースクラブカードを加盟店で使うと、利用代金100円につき1ポイントのダイナースリワードポイントが貯まります。
これはポイント還元率1.0%にもなり、還元率0.5%のクレジットカードと比較すると、ダイナースクラブカードの還元率は高いと言えるでしょう。
またカードを利用するたびに、ボーナスポイントがもらえるポイントアップ加盟店もあります。
ポイントアップ加盟店にはホテルやレストランなどもあるので、旅行へ出かける際は事前に調べておくと効率よくポイントを貯めることができそうですね。
- ポイントは100円未満は切り捨てになります。
- 電気代や水道料金などの公共料金の支払いは200円につき1ポイント貯まります。
ポイントモールの利用でさらにお得
ダイナースクラブポイントモールは、ダイナースクラブカード会員向けのショッピングサイトです。
ダイナースクラブポイントモール経由でカードを利用すると、通常の買い物で付与されるポイントに加えてボーナスポイントが付いたり、キャッシュバックを受けられたりします。
ポイントモールには、あらゆるジャンルのショップが掲載されています。
ポイントモールは買い物の際に「ポイント」か「キャッシュバック」のどちらかを選択し、付与してもらうことになります。
ポイント数とキャッシュバック率はショップやサービスごとに異なります。
またポイントアップ期間があったり、期間限定クーポンが発行されたりする場合もあるので、ポイントモールのサイトを事前にチェックしてから買い物をすると良いですね。
クーポンを利用すると、クーポン割引価格で買い物ができる上にポイント付加またはキャッシュバックがされるので、とてもお得です。
このように、ダイナースクラブポイントモールを利用すると、効率よくダイナースクラブポイントを貯められます。
ポイントをうまく活用すれば、年会費の元を取ることも可能です!
お得なポイントの使い方
ダイナースクラブカードのポイントの貯まり方を紹介した後は、せっかく貯まったポイントを無駄にしないために、ここからはお得なポイントの使い方を紹介します!
カードの支払代金や旅行代金に充当
貯まったポイントは、カードの支払代金や旅行代金に充当することができます。
たとえば「ポイント・ペイ」というサービスにより、100ポイント=30円単位でカードの支払代金に充てることが可能です。
そして「旅行代金充当プログラム」といって、充当されたポイントをトラベルデスクで手配した航空券やパッケージツアー代金に利用することができます。
1,000ポイント=400円相当に換算
商品・ギフト券への交換
カードの支払代金や旅行代金に充てるほかに、商品・ギフト券へ交換することができます。
三井住友トラストクラブが運営するサイト「クラブ・オンライン」で電化製品やグルメ、ワイン、ヘルスケアグッズなどバラエティに富んだ商品が選択可能です。
またAmazonギフト券、アップルiTunesカード、旅行券などの商品券もあります。
さらにANA SKYコインやダイナースグローバルマイレージに参加している航空会社のマイルへのポイント移行も可能です。
追加カードの利用で貯まったポイントを個人カードに合算することもできます。
そのため、会社の経費や出張費などをビジネスアカウントカードで支払うと、効率良くポイントを貯めることが可能です。
有効期限なしのポイント
一般的なクレジットカードのポイント有効期限は1年~2年となっており、せっかく貯めたポイントも有効期限を過ぎてしまうと失効してしまいます。
しかし、ダイナースクラブカードであればそのような心配は無用です。
ダイナースクラブカードはポイント還元率が高い上に、ポイントの有効期限がありません。
有効期限がないので、じっくりポイントを貯めて大きな買い物や贅沢な旅行をすることもできます。
多数の豪華なグルメプラン
ダイナースクラブカードは、グルメを楽しむためのさまざまな特典があります。
そもそも、カード名の「ダイナー」とは「食事をする人」という意味です。
ダイナースクラブカードは「食事を楽しむ人のクラブ」をルーツに持ち、食事や食文化を大切にしています。
一見さんお断りの料亭も予約できる

通常、老舗の高級料亭は「一見さんお断り」といって紹介者による紹介がなければ敷居を跨ぐことができません。
しかしダイナースクラブであれば、このように普通ではなかなか予約が取れないような高級料亭を、代行予約をしてくれる「料亭プラン」が利用できます。
- 「料亭プラン」を利用した場合は、通常のカード利用と同様の決済になるため、その場での支払いはありません。
- 事前に確認しておきたいことがある場合は、予約の際に相談しましょう。
「料亭を体験してみたい」「取引先からの希望でどうしても予約しなければならない」という場合、ダイナースクラブカードがあれば安心です。
料亭は政治家などの特別な人たちが利用する場所というイメージがありますが、実は家族連れや女性同士の利用も可能です。
日本の伝統文化や粋を堪能できる料亭での贅沢なひとときを、ダイナースクラブカードで試してみるのも良いでしょう。
便利に使える「ごひいき予約」
ダイナースクラブカードには、「ごひいき予約」というグルメサービスもあります。
「ごひいき予約」は、予約の取りづらい有名店を含む優良飲食店でキャンセルがあった場合に、ダイナースクラブが席を買い取って会員にLINEで連絡して再販するシステムです。
常に予約で埋まっている人気店や有名店でも、客の都合によって直前のキャンセルが生じる場合があります。
キャンセルが出ると、高級食材やシェフが丹精込めて調理した料理が無駄になり、店にとっては損害になってしまいます。
仕方のないこととはいえ、食品ロスを出すことにもなり、大変残念なことです。
一方で、行きたい店の予約がなかなか取れずにキャンセル待ちをしている人もいるでしょう。
こうした人にとって空席ありの連絡はとてもラッキーですよね。
「ごひいき予約」は、店や客の双方にとって有難いサービスと言えます。
「エグゼクティブダイニング」

ダイナースクラブカード会員に最も満足度の高いサービスの一つが「エグゼクティブダイニング」です。
国内の厳選されたレストランで会員を含む2名以上で所定のコース料理を予約した場合、1名分が無料になるという素晴らしいサービスです。
エグゼクティブダイニングには、「通常プラン」のほかに「グループ特別プラン」もあります。
「グループ特別プラン」では、会員を含む6名以上で所定のコース料理を予約した場合、2名のコース料理が無料になるサービスです。
「グループ特別プラン」が利用できるのは対象レストランの一部となりますが、店舗によっては8名以上で2名分無料になる場合もあります。
エグゼクティブダイニングの対象店舗は人気店や予約が取りにくい店が多いため、記念日や旅行、出張などの際に利用したい場合は、早めに予約しておくことをおすすめします。
「エグゼクティブダイニング」を年に2回~3回利用すると、ダイナースクラブカードの年会費の元は取れてしまいます。
同じようなサービスを提供しているほかのカードもありますが、ダイナースクラブカードの対象店舗数の多さとサービスの充実ぶりは、ほかとは比較になりません。
グルメな人、接待が多い人には価値のあるサービスです。
名門ゴルフ場(国内約100コース)のラウンド予約を会員様に代わり手配
ダイナースクラブカードは、ゴルフ好きの人にとってもメリットが大きいカードです。
ゴルフデスク
ゴルフ場の予約や問い合わせ対応をする専門の「ゴルフデスク」があり、通常では予約が取りにくい国内名門ゴルフ場(国内約100コース)も予約をしてくれます。
優待価格でプライベートレッスンも可能
ダイナースクラブカード会員は、ゴルフ場だけでなく、プライベートレッスンも優待価格で受けられます。
対象スクールの入会金と年会費が無料になるばかりか、平日利用料金が半額、土日祝日であれば25%の優待価格です。
さらにボール代、クラブとシューズのレンタル料金も無料になるので、会社帰りに立ち寄って週末のラウンドやコンペに向けての練習やフォームのチェックをすることができますね!
ゴルフ初心者にも安心なサービス
ゴルフ初心者やスコアが伸び悩んでいるという人は、アメリカ最大のゴルフレッスンチェーン「GOLFTEC」でレッスンを受けるのも良いでしょう。
GOLFTECでは、最新のシステムを駆使してスイングを徹底的に分析し、改善点などを解説、レッスン方法のアドバイスなどをしてくれます。
ダイナースクラブカードの優待として、初回スイング診断の料金が半額となり、レッスンプランに申し込んだ場合は全額無料です。
ゴルフは趣味として楽しむだけでなく、時にはビジネスや社交の手段にもなります。
ダイナースクラブカードがあれば、大事な取引先に急にゴルフを誘われた場合でも4営業日前までにゴルフデスクに電話すれば予約可能なので安心です。
出張や旅行の際に役立つサービス
国内外の空港ラウンジ
ダイナースクラブカード会員と家族カード会員は、国内外の空港ラウンジが無料で利用できます。
ラウンジを利用する際は、受付でカードと搭乗券の提示が必要です。
同伴者は有料になりますが、リワードポイントの利用で入手できる同伴者無料クーポンがあれば、国内空港ラウンジを無料で利用することができます。
座り心地の良いゆったりしたソファがあり、静かな空間で落ち着いてくつろぐことができます。
ソフトドリンクやスナックなどの無料サービスがあり、新聞や雑誌、Wi-Fiの利用などゆっくり過ごせる環境が整っているのは嬉しいですね。
また無料ではありませんが、以下の有料サービスも充実しています。
ほかにも、空港ラウンジを利用することで以下のような利点があります。
空港ラウンジを利用するメリット
疲労度やストレスは大きく軽減される
通信環境が整っているスペースがあるため、落ち着いてパソコン作業ができる
空港便の待ち時間にリフレッシュできる
主要空港のラウンジがほぼ利用可能というダイナースクラブカードのメリットは、海外出張が多い人や旅行好きの人にとって非常に魅力的と言えるでしょう。
海外でのサポートが充実
ダイナースクラブカードには、カード付帯の海外旅行保険で利用できる海外緊急アシスタントサービスがあります。
海外旅行中に病気やケガ、事故などの緊急事態が起きた際は24時間年中無休でサポートを受けられます。
ほかにもキャッシュレス・メディカル・サービスがあり、東京海上日動提携病院と一部提携外病院で自己負担なく治療を受けることが可能です。
言葉が通じない海外でのトラブルは、状況説明もできず対処法も不明で不安が増幅しがちですが、現地デスクは日本語で対応してくれるため安心できます。
電話または直接訪ねて相談することもできるので、出発前に現地のトラベルデスクの連絡先を確認し、控えておくと良いでしょう。
国内外の旅行手配や相談窓口がある
ダイナースクラブカードのトラベルデスクは、事故やトラブル対応だけでなく国内外の旅行に関する各種手配や相談など、さまざまなサービスやインフォメーション業務をおこなっています。
各種交通チケットや宿泊の予約はもちろん、パッケージツアーも電話で申し込むことができます。
航空券も希望の航空会社や価格、日時を電話で伝えるだけで手配してもらえるので、急な出張で手配している時間がない場合にも便利ですね。
トラベルデスクであれば、大手各社の国内外のパッケージツアーを最大5%割引で申し込むことも可能です。
ダイナースクラブカードのトラベルデスクでは、ほかにもこんな手配を取り扱っています。
- スポーツ
- 観劇
- イベントなどの情報提供やチケット
- 免税店やショッピング
- レストラン
- レンタカーやハイヤー
現地移動の際に便利なレンタカーも、国内外とも割引料金で利用できて移動にも便利です。
便利なコンパニオンカードの発行を開始!
「国際ブランドとしてのダイナースクラブはシェアが少ないので、使える店舗が少ないのでは?」という不安があるかもしれません。
そこで便利なのがダイナースクラブコンパニオンカードです。
通常は年会費3,300円(税込)かかるTRUST CLUB プラチナマスターカードを、追加カードとして無料で発行することができます。
一部サービス内容は単体で発行するTRUST CLUB プラチナマスターカードと異なります。
世界シェア2位のMastercardのクレジットカードなので、世界中で幅広く使うことができます。
さらに、Mastercardの特典であるTaste of Premiumも利用可能!
ダイナースクラブカードを発行したら一緒に作っておきたいクレジットカードです。
コンパニオンカードの詳細についてはこちらをご覧ください。
ここまでダイナースクラブカードの基本情報やさまざまなメリット・特典を紹介してきました。
それを踏まえて、おすすめのダイナースクラブカードを4つピックアップしましたので、ご覧ください。
おすすめのダイナースクラブカード
ここではスタンダードなダイナースクラブカード他、おすすめのダイナースクラブカードを紹介します。
ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、大手航空会社の一つANAと提携しており、ANA国内線・国際線を利用するとANAマイルが貯まります。
利用金額100円につき1ポイント(=1マイル相当)貯めることが可能です。
![]() | |
年会費 | 29,700円(税込) |
---|---|
家族会員:6,600円(税込) | |
申し込み資格 | 年齢27歳以上の方 |
利用可能枠 | 一律の制限なし ※利用状況や支払い実績などによって個別に設定 |
支払い方法 |
|
旅行保険 |
|
追加カード | ETCカード ※最大5枚まで無料発行可能 |
ANAダイナースカードに入会をすると、入会ボーナスマイルとして2,000マイルがもらえます。
さらに継続ボーナスマイルとして毎月2,000マイルがプレゼントされ、効率よくANAマイルを貯めていくことが可能です。
そして今なら、お得な新規入会キャンペーンが実施されており、なんと最大71,000マイルも獲得するチャンスがあります!
ダイナースカードでANAマイルを貯めるならANAダイナースカードがおすすめです。
ダイナースクラブ・ビジネスカード
![]() | |
年会費 | 27,500円(税込) (追加会員無料) |
---|---|
申し込み資格 | 年齢27歳以上で法人 団体等の代表者・役員または個人事業主 |
利用可能枠 | 一律の制限なし ※利用状況や支払い実績などによって個別に設定 |
支払い方法 |
|
旅行保険 |
|
その他付帯保険 |
|
ダイナースクラブ・ビジネスカードは、会計ソフト「free」の優待、経営課題の無料相談、ダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロンが利用できる「ビジネス・ラウンジ」など、ビジネスに特化した特典があります。
また、ダイナースクラブカードの付帯保険に加えてゴルフ保険も付いています。
ゴルフのプレー中や練習中などに損害賠償責任を負った際の費用や、正規ラウンドでホールインワン、アルバトロスを決めた場合の記念品や祝賀会などにかかる費用も保険適用されるので安心ですね。
年会費は27,500円ではあるもののコストパフォーマンスが高く、ビジネスオーナー、個人事業主、会社役員などにおすすめの法人カードです。
ダイナースプレミアム
ダイナースプレミアムには非常に厳しい審査があり、さらにインビテーションが届いた会員だけが取得可能という特別なカードになります。
選ばれた人だけが持てるカードとあって、年会費もかなり高額です。
究極のステータスとさまざまな特典や付帯サービスが得られ、まさにプレミアムの名にふさわしいカードなのです。
年会費 | 143,000円(税込) ※家族会員は無料 |
---|---|
申し込み資格 | 非公開 |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
支払い方法 |
|
旅行保険 |
|
その他付帯保険 | ショッピング・リカバリー:年間限度額500万円まで補償 |
空港サービス |
|
空港ラウンジ使用、付帯保険などのサービスが会員同様に利用可能です。
また、カード利用ポイントが100円毎に2ポイント(還元率約2%)も付き、なんと有効期限も無期限!
ポイントが貯まりやすく、貯まったポイントは支払いにあてたり、航空会社のマイルへの交換のほか、リワード・プログラムにより有効活用できます。
さらに、ダイナース銀座ラウンジを無料で利用できるのも嬉しい特典です。
銀座ラウンジでは、コーヒーや紅茶などの飲み物と高級菓子が供され、手荷物預かりやコンシェルジュサービスなどもあり、東京出張や旅行、銀座で買い物の際の休憩時に便利に利用できますよ。
そして女性に嬉しい特典も!
一流ホテルのスパやエステ、アロママッサージなどが優待価格で利用できるうえに、オリジナルのアメニティがプレゼントされることもあります。
ほかにも、一休ドットコムのダイヤモンド会員になれたり、国内外の高級ホテルや各種施設のサービスを優待価格で利用や特典を貰えたりするなど、魅力がたくさんありますよ。
一律の利用枠は設けられていない
ダイナースクラブカードには一般的なクレジットカードのような一律の利用枠は設けられていません。
しかし、当然ながら無限に使えるわけではなく、会員ごとに個別の利用可能枠が設定されているのです。
個別の利用枠は利用状況に応じて決められます。
この枠を超えそうな長期の旅行や車、宝飾品や時計などの購入を予定している場合は、事前に相談することが可能です。
もし相談なしに枠を超えてカード利用をすると、一時的に取引が保留される可能性があります。
車両とカードの名義が同一であることなどの条件があります。
年会費を上回る保険の充実度
ダイナースクラブカードは付帯保険の内容が、他のカードだと年会費がかかる上位ランクのカードに近い内容になっています。
国内、海外の旅行保険は、いずれも年会費以上に充実した補償内容です。
まず、国内、海外ともに最高1億円(自動付帯・利用付帯ともに最高5,000万円ずつ)というすごい金額になっています。
たとえ年会費が1万円以上するゴールドカードであっても、1億円の補償額がついているカードはほとんどありません。
さらに、出張や旅行中の病気やケガの際にも、日本語で24時間・年中無休の医療相談ができるサービスなどがあるので安心です。
飛行機や列車、ホテル、旅館内での事故に対しても補償が受けられます。
ショッピングリカバリーが500万円
ダイナースクラブカードは、カードで購入した商品に対する補償の「ショッピングリカバリー」も充実しています。
1品あたり1万円が自己負担となりますが、年間補償限度額は500万円、補償期間は商品購入から90日間です。
補償内容は、国内外でダイナースクラブカードを利用して購入した商品が破損、盗難、火災など偶然の事故により損害を被った場合に補償されるというもの。
被保険者には、カード会員本人および家族会員、さらにこれらの人たちから補償対象となる品物を受け取った人も含まれます。
したがって、ダイナースクラブカードで購入したプレゼントやお土産を友人などに渡した場合、その友人も被保険者となり、お土産やプレゼントが保証期間内に壊れてしまった際も補償されます。
店舗で購入した商品はもちろん、ネット通販の商品も対象となるうえに、通常は対象になりにくいパソコンやスマートフォンも補償対象です。
自転車やサーフボード、動物、植物、食料品など補償対象外になる商品もあります。
ほかにも、コンタクトレンズや義歯、旅行やイベントなどのチケット類も対象外です。
補償の際の条件や保険金請求手続きについては事案によっても異なるため、受付デスクに問い合わせて確認することをおすすめします。
支払い方法は3つだけ
ダイナースクラブカードの支払方法は1回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払いの3種類だけです。
ダイナースクラブカードには分割払いがありません。
カードを利用したあとで支払額を減らしたい場合は、電話かインターネットから「あとからリボ」に申し込みをすることができます。
「あとからリボ」の申し込み締め切りは、支払日の7営業日前の15時です。
ボーナス一括払いは、夏期の利用期間が12月16日~6月15日で支払日は8月10日、冬期が7月16日~11月15日で支払日は1月10日です。
ダイナースクラブカードは審査が厳しい?
ダイナースクラブカードは、元々富裕層をターゲットにしたカードなので、審査を厳しくしてステータスを保っています。
かつては、ダイナースクラブカード会員になるには、年齢が33歳以上で勤続年数10年以上、自家保有、年収のボーダーラインは1,000万円などの高い審査基準が設定されているといわれていました。
普通のサラリーマンには手の届かない雲の上のカードと思われていたのです。
しかし、年齢の基準は27歳以上に緩和され、そのほかの基準もかつてのような厳しさはありません。
もちろん、サラリーマンも審査を通過することは可能です。
とはいえ、一般カードのように即日発行されるようなことはありません。
ほかのカードに比べれば、やはり一定基準の審査があり、取得まで1週間~2週間はかかります。
ダイナースクラブカードの審査については、こちらの記事で詳しくまとめているのでぜひご覧ください。
まとめ
ダイナースクラブカードのサービス内容は、ほかの一般的なゴールドカードと比較しても別格と言えます。
誰もが持てるカードではないからこその特別な一枚です。
カードを使えば使うほど、サービスの素晴らしさやステータスを実感することになるでしょう。
審査があり年会費もほかのカードに比べれば高額ではありますが、海外旅行保険やラウンジ利用、名門ゴルフ場の優待価格、エグゼクティブダイニングなどで十分元は取れます。
審査基準を満たしていると思う人は、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
ダイナースクラブカードの作り方に関して、こちらの記事で詳しく説明しています!
VisaやMastercardなどの国際ブランドとカード発行会社が提携して発行するものです。
百貨店やスーパー、ガソリンスタンド、航空会社などの名称が付いているカードも「提携カード」になります。